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そこにはヤツがいた 後編 [健康第一]

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唾石ができて分かったことですが、「あ、そろそろ食事の時間かな」と思っただけで下顎の例の場所が痛くなってくるんです。唾液ってそんな早い段階から準備してるんだ。人体ってスゴイなー。
さらに、パンとか、パサパサしたものを食べる時の方が痛いんです。きっと唾液がたくさん必要だからなんですね。

食事のたびの痛みに耐えながら、病院に手術の相談に行く日の前日。
「あーあ、手術うまくいくかなぁ。何日くらい入院するのかな・・・」などと考えながら何気なく舌を上にあげて鏡を見ました。

舌の下には、唾液が出てくる小さい穴が二つあります。普段は舌が収まっている場所(舌本体ではなく、下前歯の内側の中央から喉方面へすこし奥に行ったところ)です。その穴うちのひとつに小さい白いものが透けて見えているのです。

アレ?この白く透けている物体は何だ・・・? もしやこれはその結石!?目で見えるところまで結石があがってきていたのです!ヤツは、ここまで出てきていたのか!
取れる!手術しなくても自力で取れるよ~ここまで来てたら!私は爪楊枝や針などを使って、なんとかその唾液排出口を広げようと格闘しました。そしてついに口の中にポロっと小さな球が。

出てきた~!!

翌日、その白くて小さい丸い石を持って病院に行き、先生に見せました。先生は「え?出てきたの。じゃあ~手術はナシだね」
「でもね、繊細な手術だから、神経とか傷つけてしまって後々唇に麻痺が残ったりする恐れもあったんですよ。ま、良かったね」・・・って怖いじゃないですか!?

出てきた石は直径1ミリ強の真っ白な球体でした。コイツに苦しめられていたのか。友人は「ラッキーストーンとして家宝にしなよ~」と呑気に喜んでくれましたが、不思議と本当に捨てる気にもなれず、しばらく保管していました。

自然に排出されることは、あまりないことのようだったので、出てきてくれて本当にラッキーでした。
あれから10年以上経ちますが、幸い再発はしていません。今でも焼きそばパンを見るとあの時のことを思い出してしまいます。いや、焼きそばパンが原因で結石ができたわけじゃないですけど。

当時は唾石症の場合は頭の近くだから、超音波みたいなものを当てて粉砕をすることもできないので手術しか方法がないと聞きました。医学が進歩して、手術以外の治療ができる時代が来るといいなぁと思います。


タグ:唾石症
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